金庫の特性は大きく分けて耐火と防盗に分けることができます。
それぞれ火災に対して特化したもの、盗難に対して特化したものとなりますが、材質や強度の性質から防盗金庫の方がやや価格帯は高くなります。
耐火金庫は材質に、内部に水分を含ませた気泡コンクリートを使用し、火災時でも金庫内を一定の温度に保つよう設計されています。
しかし、この気泡コンクリートですが、中に充填させて水分が年月とともに水蒸気となり失われてしまいます。そのため耐火金庫の耐用年数は20年と言われています。
防盗金庫は保管物を盗難から守るため、セキュリティ面を重視した堅牢な設計がされているのが特徴です。解錠を少しでも手間取らせるハイセキュリテイな鍵のしくみだけでなく、金庫そのものを持ち出して盗難されるのを防ぐため、金庫本体も重く、また設置にも工夫がされています。